Senshu encyclopedia / 泉州図鑑
「知られてないだけなんです」泉佐野で酵素温活を届ける VIE CHAUD
泉佐野市にある、酵素温活サロン「VIE CHAUD(ヴィ ショー)」。
木で囲われた大きな浴槽の中には、米ぬかやヒノキのおがくずを使った発酵素材。
その中に身体を預け、じんわりと温まる「酵素風呂」を提供しています。
サウナや岩盤浴など、さまざまな“温活”が身近になった今。
VIE CHAUDが届けたいのは、流行だけではなく、
「自分の身体に合った温め方を知ってほしい」
という考えです。
今回は、泉佐野でVIE CHAUDを営むオーナーに、お店を始めたきっかけや、酵素風呂への想いについて伺いました。

きっかけは、娘さんの下宿先で気になっていた「酵素風呂」
最初から酵素風呂のお店を開こうと思っていたわけではありません。
きっかけは、お子さんの下宿でした。
下宿先を訪れる中で、以前から気になっていたという「酵素風呂」のお店。
卒業が近づき、
「もうこの土地に来ることも少なくなるかもしれない」
と思った時、思い切って娘さんを連れて体験しに行ったそうです。
その体験が、後のVIE CHAUDにつながっていきました。
自分自身が一度体験して、
「こんな体の温まり方は初めて!」
熱いサウナもお風呂も苦手な私でも続けられる温浴にやっと出会えた!
そこから、酵素浴というものをもっと知ってもらいたいという思いが生まれていきました。
そもそも「酵素風呂」とは?

VIE CHAUDの公式サイトでは、酵素風呂について、
米ぬかやおがくずを細かくしたものの中に身体を埋め、微生物の発酵熱を利用して身体を温める乾式の温浴方法
と説明されています。電気やガスによる人工的な熱ではなく、発酵によって生まれる熱を利用するのが特徴です。
VIE CHAUDでは、新鮮な米ぬかと奈良・吉野ヒノキのおがくず、塩素などを除去した浄水を使用しています。個室型で、シャワー・脱衣室・休憩室・パーテーションされた酵素室が用意されています。
写真を見ると、大きな木枠の中にふかふかと敷き詰められた発酵素材。
そこへ身体を預けて過ごします。
全身に発酵パウダーをかけてもらい、わずか15分ほど温めます。
普段見慣れたお風呂とは、かなり違う光景です。
「やさしいのに、身体が芯から温まる」
VIE CHAUDのオーナーが感じている酵素浴の魅力は、
「やさしく身体を温められること」
だといいます。

世の中には、さまざまな温活があります。
サウナ。
岩盤浴。
温泉。
流行しているものもたくさんあります。
ただ、
「流行っているから自分にも合う」
とは限りません。
だからこそ、
自分自身の身体に合った温活を選んでほしい。
そんな思いを持っています。
酵素浴そのものがまだ広く知られていないことについても、
「発酵メンテナンスの大変さと、コストがかかるため、参入しにくい業態であり、店舗数が圧倒的に少なく、メジャーではない」
という理由があるそうです。
VIE CHAUDでは、そんな酵素浴を実際に体験できる場所を泉佐野につくりました。
わずかな時間でも、日常から離れる場所に
酵素浴の時間は、ただ汗をかくためだけの時間ではありません。
木に囲まれた空間。
発酵した米ぬかやヒノキの香り。
身体を包み込む温かさ。
写真からも、一般的な入浴施設とは違う静かな雰囲気が伝わってきます。

VIE CHAUDの公式サイトでは、温浴時間について最大20分+半身浴10分と案内されています。利用2回目以降は、目元や顔への上乗せなどのオプションも用意されています。
忙しい日常の中で、
短い時間でも身体を休める。
頭を少し空っぽにする。
そんな時間として利用する方もいるのかもしれません。
実は、一人で運営するには大変な仕事
酵素風呂と聞くと、
「お客様を案内して、温浴してもらう仕事」
というイメージを持つかもしれません。
しかし、実際の運営はそれだけではありません。
店舗運営。
経理。
集客。
接客。
予約管理。
そして、酵素風呂特有の毎日のメンテナンス。
これらを一人で行っています。
特に大きいのが、酵素風呂の状態を維持するためのメンテナンスです。
酵素風呂は、微生物を育て続けなければならず、毎日お休みの日も発酵メンテナンスを続けないといけないようです。

オーナー自身、
「全て一人でしないといけないことが一番大変」
と話します。
体力を使う作業も多く、人を雇うことも簡単ではない。
酵素風呂という業態そのものが、継続するために手間のかかる仕事でもあります。
普段お客様が目にするのは、整えられた浴槽や静かな店内。
その裏側では、毎日の積み重ねがあります。
なぜ泉佐野だったのか
場所は、泉佐野。
その理由は、とてもシンプルでした。
「生まれも育ちも泉佐野だから。」
この地域で、私と同じ「冷えや体質」に悩んでいる方に、ぜひこの温浴を広めて、改善してほしい
さらに、周辺に酵素風呂のお店が少なかったことも、出店を決める材料になりました。
何か特別なストーリーを作ったわけではなく、
自分が暮らしてきた地域で、
自分が良いと思ったものを届ける。
VIE CHAUDは、そんな自然な形で泉佐野に生まれています。
どんな人に来てほしい?
オーナーが挙げてくれたのは、
疲れを癒したい人。
生活のリズムが乱れていると感じている人。
身体を温める習慣をつくりたい人。
です。
酵素風呂に行ったことがない方にとっては、
「なんとなく入り方が分からない」
「自分でも大丈夫なのかな」
という不安もあると思います。
だからこそ、まずは酵素浴という選択肢そのものを知ってもらうところから。
VIE CHAUDでは、初めての方でも利用しやすいよう、完全個室型の空間が用意されています。
目指すのは、地域の「憩いの秘境」
今後、どんなお店にしていきたいか。
その質問に返ってきた言葉が印象的でした。
「憩いの秘境にしたいですね。」
大きな施設にしたいわけではありません。
流行のお店にしたいわけでもありません。
泉佐野で、
疲れた時に思い出してもらえる場所。
身体を温めたい時に訪れてもらえる場所。
少し日常から離れたい時に立ち寄れる場所。
そんな存在を目指しています。
そして、
地域の人にもっと「温活」という考え方を知ってもらうこと。
それが、VIE CHAUDがこれからやっていきたいことです。
VIE CHAUD 酵素温活
店名:VIE CHAUD 酵素温活
所在地:〒598-0043 大阪府泉佐野市大西2丁目4-6 泉南中央青果(株)敷地内
電話番号:050-1066-8170
サービス:酵素温浴・温活リラクゼーション
Webサイト:VIE CHAUD公式サイト
Instagram:@vie_chaud_kouso
予約:公式サイトより予約可能
公式サイトでは、VIE CHAUDという名称について、フランス語の「暮らし」と「暖かい」を組み合わせた造語と説明されています。
「いくつになっても、心も身体も温かく暮らしていけるように。」
そんな想いが込められた店名です。